よくある質問

自分が親の面倒を見ているが相続で評価されるか知りたい

ご自身がご両親の面倒を見ているからといって正しく評価されるかですが、裁判所では ご自身の思ったように努力が評価されるとは限りません。 しかしながら、きちんと遺言書を作成することで、ご両親のあなたへの思いを具体化することができます。

遺言書を書かない場合のデメリットは何ですか

一概には言えませんが、親の財産を処分したくても他の相続人の了解がないと処分が出来ないことや 子供がいないご夫婦の場合ですと、亡くなった方にご兄弟がいるなどの条件に応じて ご自身の思った内容とは異なる結果になることなどがあります。

司法書士でも手続きできるのではないですか

原則として遺言書の作成は、司法書士・行政書士の本来的な業務とは異なります。 また、家庭裁判所の代理権限を有しておりませんので、その前提となる業としての相続の示談交渉も代理できません。 弁護士に依頼されることが一番のオススメです。

遺言を書いても、遺留分という制度で実現できないと聞いたのですが

遺留分という一定の法定相続人に一定の相続財産を与えなくてはならない制度はあります。 ただ、令和元年７月以降においては、従前の遺留分減殺額請求の制度と異なり、遺留分侵害額請求権 という名前になり、遺言の内容を実現したうえで、金銭で調整を図る制度になり、遺言の有効性が 高まっております。